うつ病持ちの仕事探し奮闘記

なんだかんだで2018年である。7年以上放置していたので現状の生活をつらつらと綴る。

うつ病を抱えての求職活動は厳しかった。とある工場でバイトで採用されたが、あまりに単純作業だったせいで耐えきれず3日で辞めた。郵便配達の仕事は半日だけ先輩にルートを教えてもらって、後は地図見て勝手に覚えてという感じだった。複雑なルートの区域だったので、まったく覚えられずこれも3日で辞めた。地図もわかりにくく夕焼けの中、カブを降りて呆然としていたことを思い出す。もちろん体調を崩した。

次に新聞配達に挑戦した。人手不足なのかどんな経歴の人でも採用してくれる感じだった。郵便局と違って2週間きっちり配達ルートを先輩社員さんが先導して教えてくれた。動悸が激しくなって最初の1ヶ月は辛かったが、どうにか最速で回れる程度には仕事ができるようになった。

ただ休みがほとんどなく不規則な生活になるため持病には不向きな仕事だった。その上時給が安い。例えば夕刊を配達するのに準備から配達区域に向かって販売所に返ってくるまで1時間半ほどかかるのだが、賃金は配達中の25分間分しか支払いがない。時給に換算すると500円で最低時給ラインを大きく下回る。皆勤賞でどうにか最低時給ラインを保障するのだがこのシステムにはかなりの疑問を持った。

さすがに嫌気が差して3ヶ月で辞めた。その後も色々と障害者求人向けの仕事を探してみたが良い結果は得られなかった。スキルを上げようと職業訓練にも応募したが、20人定員の所に100人以上の応募があったりしてそもそも受けられなかった。

というわけで、どうにもならないまま貯金が尽きるのは目前だったのである。

続く http://d.hatena.ne.jp/yodaka/20180212/p2