麻雀仲間の出張出前サービス

京都市中京区のNPO法人NALC京都「ことの会」が、身体障害や家族の介護などで外出できないマージャン愛好者の自宅に対戦相手を出張させるサービスを今秋から始める。

麻雀は世界レベルのテーブルゲームと言っていい。ぼけ防止に最適。ちなみに麻雀になにを賭けるか? ありったけの自分の尊厳だ。金じゃない。はたからみれば滑稽だが、熱中するというのはそういうことで、そこまでいかないと見えてこないおもしろさというものがある。やがて、どうしても勝てない強者と出会い、じぶんの限界を知る。麻雀のばあい「時の運」で言い逃れすることはたやすいが、負けをすなおにみとめ、強者をたたえることこそが敗者の度量だ。虚勢を張って「敗者にすらなれない」というのは醜悪としかいいようがない。