2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

性風習か強姦かで揺れる反乱水兵の「落人島」

ピトケアンという太平洋の孤島で、成人男性の半数が女性への性的暴行容疑で裁判にかけられるというニュースが流れた(→Yahoo!ニュース)。この英領ピトケアン島の成り立ちがすごい。18世紀後半タヒチから西インド諸島にむかう途中に、水兵たちが船長にたいし…

フリーターにも失業者にもなれないニート 玄田有史・東大助教授が調査

メモ。

たまゆらの女 (2002/中国) ★★★★

ビデオで『たまゆらの女 [DVD]』をみる。ベトナム国境ちかくの街にすむ陶器の絵付け師の女(コン・リー)は、とおく重慶にすむ詩人の男(レオン・カーファイ)と恋におちる。週2回、男がすむ街へ汽車で片道10時間かけて通う女の恋模様を描く。監督のスン・チ…

ブクログでウェブ本棚をつくる

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id:KEN_NAITO さんに催促されたのでさっそく作ってみた。他人の本棚をながめるのって楽しいなあ。http://pi.jugem.jp/tana/tana.php?ac=yodaka

英文法の疑問

海外のニュースサイトなどを読みたいのだけれど、なにせ英語のレベルが中学生並なので『英文法の疑問 恥ずかしくてずっと聞けなかったこと (生活人新書)』を買ってみた。これすごくいい。英文法の入門書として最適かも。たとえば不定詞について『なんで「不…

「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」概要

いま読んでるので参考までに。スミスの『国富論』は早々にギブアップしたけど、こちらはすごくおもしろい。岩波文庫の大塚久雄氏の新訳『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)』が格段によみやすいらしい。30年以上まえの旧訳で読んでるけ…

パネルディスカッション「社会的ひきこもりからニートへ?」

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●第1回 社会的ひきこもりからニートへ? 日時 10月24日(日)13時開場、13時30分~16時30分 出演 樋口明彦(大阪大学大学院人間科学研究科社会学) 田中俊英(ドーナツトーク社/NPO法人淡路プラッツ代表) 司会 石前浩之(朝日新聞大阪本社生活文化部)ドーナ…

フレディVSジェイソン (2003/米)★★★★

ビデオで『フレディ VS ジェイソン [DVD]』をみる。現実ではジェイソンに、夢の中ではフレディに襲われる。つまり寝ても醒めても殺される! というわけでこれは予想外の傑作。極上のポップコーンムービーだ。前半は随所に定型化したホラーの文法をちりばめて…

個人Webサイト文化論考リンク集

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すごいボリューム。サイト運営の一助になるかも。

レンタルメモ

ずっと見たかったポール・トーマス・アンダーソンの『ブギーナイツ』をゲット。この監督の『マグノリア』(1999/米)は今のところ生涯ベスト3に入っている。 ブギーナイツ (1997/米) たまゆらの女 (2002/中国) フレディvsジェイソン (2003/米) フレンズ 第8シ…

二重スパイ(2003/韓国) ★★★☆

ビデオで『二重スパイ [DVD]』をみる。北から軍事政権下の南へ偽装亡命した二重スパイの物語。女工作員とのロマンスもひかえめなら派手な銃撃戦もない渋みのあるスパイ映画だ。インパクトのあるシーンといえば取り調べ中の凄惨な拷問くらいか。全編とおして…

丹下左膳餘話 百萬両の壷 (1935/日) ★★★★

京都文化博物館にて山中貞雄監督作『丹下左膳飴話 百萬両の壺 [VHS]』を鑑賞。さいきんトヨエツ主演でリメイクもされた戦前の日本映画黄金期の傑作ということで期待して会場におもむくと、上映前の黒木和雄監督(『父と暮せば』('04)、『美しい夏キリシマ』(…

トゥー・ウィークス・ノーティス(2002/米) ★★★

堅物で色気のない左翼活動家の熱血弁護士(サンドラ・ブロック)と女好きの軽薄な不動産会社のオーナー(ヒュー・グラント)との恋を描く。軽妙な会話さえ楽しめれば、というようなごくごくふつうのラブコメ。ふたりの関係が深まる過程があんまり描かれてい…

淡々とした一日

今日も暑い。コーヒーとトースト1枚をとってから、ネットでハローワークとアルバイト情報誌のウェブ版で地元中心に検索をかける。ハローワークのほうで5件ほどピックアップして印刷。途中、頭のつぶれた猫の死体や、干あがるすんぜんの用水路ではねる数十匹…

パリの地下に秘密社会? 古代トンネルにバー付き映画館

パリ中心部の下を迷路のように走っているといわれるトンネルで、何者かがつくった秘密の映画館が発見され、パリ市警察は、文字通りの“地下社会”が数年前からできているのではないかとみて調べている。 “地下社会”をつくっているのは画家や写真家たちとみられ…

ミニミニ大作戦 (2003/米) ★★★☆

横取りされた金塊を奪い返せ! 監督は『交渉人』(1998/米)のF・ゲイリー・グレイ。というわけで、じつに小気味のいいクライムムービーだ。良い意味での軽さがある。ボートアクションからカーアクションまで見せ方もうまい。話もうまくまとまっているし、と…

人生において大切なこと

「クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)」P.27より。 経済のよしあしは、個人の人生のよしあしとずいぶん似ている。ぼくが幸せかどうかを決めるのは、仕事とか、愛とか、健康とかごく少数の本当に大切なことだけで、それ以外の話なんか実はくよ…

自己言及の罠

「社会思想史を学ぶ人のために」P.299の「自己言及の罠」の章より。 例として、あるべき という課題を担わされている「自己実現」(self-realization)の問題を取り上げてみよう。「本当の私」を得るには、「今の私」が否定されなければならない。しかし、「…

お金と腰痛と真夏日

彼岸花も枯れはじめたというのにいまだに真夏日。いいかげん腹が立ってきた。腰痛も日々ひどくなる一方。断続的だった職探しは、ハードルを下げて意欲的に継続したいが、19のときにすでに腰痛が原因でパチンコ屋のバイトをやめているくらいなので、腰痛のケ…

レンタルメモ 恋する惑星 (1994/香港)★★★

ガチで見るより、気を抜いて雰囲気たのしめればまあOK。旬がみじかいたぐいの映画だから、10年後のいま見るとさすがに古臭さをかんじるが、これもさらに10年、20年経てばノスタルジーに転化したり、むしろ新鮮さにつながるのかもしれない。フェイ・ウォン…

2004年都道府県別スクリーン数

京都のスクリーン数は「39」か。「映画都市・京都」を世界にアピールしたいらしいが、環境からするとちょっと寂しい。1位は東京の「263」。最下位は島根と高知の「10」。全国でシネコンの占める割合が57%と半分を超えているのは驚き。 スクリーン数上位(カ…

面接とトーク・トゥ・ハー

朝、コーヒーにキウィひとつだけ腹にいれてバイトの面接に出かける。時間があったのでちかくの本屋で立ち読み。心臓がトクトクというかんじで、かすかに緊張している。5分前に面接場所へ。くわしい話をきくと条件にあわない点があったので、その場で辞退する…

第4回京都映画祭

開催中。『丹下左膳餘話 百萬兩の壷』(1935/日)とか『決闘高田の馬場』(1937/日)あたりが気になるところ。つーか丹下左膳のシネスケの平均点の高さが尋常じゃないわけですが。

パク監督来日会見「ヨン様以外も知って」

いまもっとも期待のカンヌグランプリ韓国映画『オールド・ボーイ』(11月公開)の監督さんが来日。もうとっくに前売り買ってます。

暑くてぐったり

しめっぽい日記はこのへんで終わり。今日、連絡をとって夕方に彼の実家で遺影と対面した。残暑がきびしくひさしぶりのスーツでもう汗だく。あいつ以前亀岡に来たときにその田舎っぷりに大笑いしてたけど、じぶんの住んでるところだってけっこう田舎じゃない…

レンタル映画メモ

『8 mile』(2002/米=独)を見た。エミネムの罵倒芸にしびれた。あと、不況で荒廃した街の様子とそこで暮らす人たちの諦念が丹念に描かれていて、あーいった場所からうまれるラップの必然性みたいなものが感じられて面白かった。なかなか腰のすわった映画だと…

やつが逝ってしまったことについて

またひとり逝ってしまった。

バイオハザードⅡ アポカリプス(2004/米)★★★

MOVIX京都にて『バイオハザードⅡ』を鑑賞。アンブレラ社の支配構造とその思惑があきらかになることによって、サスペンス的なエピソードがほとんどなくなり、前作以上にアクションがウリに。敵がゾンビからアンブレラ社そのものに至るなかで、たんなるサバイ…

映画・ドラマメモ

フレンズは、ようやくチャンドラーとモニカの結婚式からレイチェルの妊娠騒動まで来た。毎日放送で深夜に放映した『パリ、テキサス』(1984/独=仏)は、ヴィム・ヴェンダース監督作で初めて良いと思えた。監督が脚本を手がけなかったおかげか。一級のロードム…

レンタルメモ

窓をすこしあけて、コオロギの音をききながらねむると寝つきがいい。彼岸花のつぼみがひらき、稲刈りが始まった。今夜の深夜映画は『パリ、テキサス』(1984/独=仏)か。どれどれ。おお、シネスケの平均点高いなあ。監督はヴィム・ヴェンダース。『アメリカの…