2005-01-01から1年間の記事一覧

ハイパー・メリトクラシー化する社会

本田由紀『多元化する「能力」と日本社会 ―ハイパー・メリトクラシー化のなかで 日本の〈現代〉13』を読んだ。本書では社会から人々に要請される能力を「近代型能力」と「ポスト近代型能力」に大別し、「ポスト近代型能力」が近年ますます評価・重要視される…

72年生まれ、正規雇用経験なしでもお互いどうにかこうにか生きている

ほぼ一年ぶりに高校の同級生Tに会った。とりあえずメシでも食いながらということでラーメン屋でお互いにこの一年をふりかえる。Tは現在無職。高校卒業後は20代半ばまでほぼのらりくらりとしたニート状態。その後ようやく離島の民宿や地方の工場でバイトや派…

幸福度と属性の関係

最も幸せな日本人像は 30代、都会暮らし、専業主婦 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051118-00000000-san-soci この手の社会調査はどのように受け取ったらいいのか判断が難しい。このニュースの元ネタはこの論文らしい→なぜあなたは不幸なのかhttp://…

社会から排除される地方の若者

今日のクローズアップ現代は「仕事をください〜若者を襲う就職難〜」と題して地方の若者の就職難を取り上げていた。メモっておく。岩手の花巻市では進出企業の相次ぐ撤退で、高卒の求人数が平成4年をピークに減り続けて今では10分の1以下に。高知の宿毛市で…

天王寺界隈で

昼から彼女と自転車で天王寺に出かけて買物。それから徒歩で新世界に行ってスマートボールにしばし興じる。苦戦する僕の隣で彼女がじゃんじゃん玉を出していてびびる。玉を分けてもらい再チャレンジしてタバコ一箱とキャラメルに換えた。パチンコ屋と違って…

どう使い分けようかな

フリーターとかニート関連の記事ははてなブックマーク(http://b.hatena.ne.jp/yodaka/)の方でぽちぽちとクリップしてるので、はてなダイアリーのほうでひんぱんに取り上げることもないかな。じゃあこっちは日常日記とか読書・映画の備忘録でいいか。まあそ…

NANAとワークショップ

映画が面白かったから原作の『NANA』を1巻から6巻までまとめ買いして読んでたら止まらなくなった。日中は会議もさぼってよみふけってしまう。4巻のあたりでちょっと泣けた(三十路男が少女マンガで泣くって一体…)。あいかわらず仕事が生活の優先順位で1位に…

労働系の本

労働問題系の本を立て続けに3冊読んだ。自らをも厳しく問う存在論としての『フリーターにとって「自由」とは何か』(杉田俊介)、高度資本主義が生み出す働きすぎと労働時間の二極化を取り上げた『働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))』(森岡孝二)、マ…

部長とリュックと焼肉キムチ

14時に大阪駅で彼女と待ち合わせ。行きの電車で『部長漂流 (角川文庫)』を読み進める。帯の文句は「なぜ家族は消えたのか。サラリーマンにとって、仕事とは、家族とは?」。家庭を顧みることなく不動産業でバリバリ働くモーレツサラリーマンのお父さんがある…

私の頭の中の消しゴム

梅田で『私の頭の中の消しゴム』(2004/韓国)を鑑賞。この映画で重要な位置を占めるのがコンビニ。この消費社会において我々を象徴するのはコンビニなのである。コンビニこそが恋愛を純化するトリガーであり天国そのものなのである。この映画はその動かしがた…

フェスゲでのシンポを覗いてみた(2回目)

フェスティバルゲートで開かれた「新世界アーツパーク未来計画シンポジウム」の第4回に行ってきた。 参考 [新世界アーツパーク未来計画シンポジウム][第一回シンポジウム] こっちもメモ。 参考 [都市文化研究報告][2003][その1新世界アーツパーク]

トークイベント 連帯/共同の方法

太陽2でのトークイベント「http://orange.ap.teacup.com/taiyoh/59.html」に参加。明確なポジションや役割を付与される会社のような組織のフレームがない場合の連帯の難しさ、みたいな話が印象に残った。あと、家庭と職場以外の「第三の場所」かな。カフェ…

居酒屋チェーンのバイトに対する深夜割増賃金不払い告発の顛末

告発に踏み切った男(2005/10/29) http://www.manabu.jp/cgi-bin/viewer_08.cgi 学生バイトが深夜賃金不払いに対して労働基準監督署に告発。色々とあったようです。 私が労働基準監督署に訴えた事で会社は狼狽したのか、アルバイトの引き締めに取り掛かった…

春の雪

『春の雪』(2005/日)を鑑賞。美しいけどね。画に色気は感じない。自分を慕ってくれる令嬢に素直になれないお坊ちゃんが、いざ令嬢が手の届かない所に行ってしまいそうになると慌てて彼女を追いかけるという展開。貴族階級のまったりとした逢瀬が淡々と続き、…

ニートは10年前から増えていない

働く意欲のない「ニート」は10年前から増えていない 本田由紀さん http://jinjibu.jp/GuestSmnrArticle.php?act=dtl&id=41 論点ひきこもり経由。働く意欲はあるが求職活動に至っていない「非求職型」の若者は増えているが、ニートとしてイメージされやすい働…

宅配便にふと思う

森岡孝二『働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))』P.103より。 私が日曜の未明にアマゾンに注文したら翌月曜の午前中に家に届いた本の送り元は千葉県市川市であった。そこから送り先の大阪府高槻市までは優に六〇〇キロはある。宅配便の運転手が平均八〇…

アート系NPOのシンポジウムに行ってきた

土曜に天王寺で開かれたアート系NPO4団体主催のシンポジウムを傍聴してきた。風邪を引いてフラフラだったのでメモ取る余裕はなかったけれどなかなか新鮮でおもしろかった。今まで日韓ひきこもり会議のようなひきこもり・ニート関連のシンポジウムには参加し…

『チャーリーとチョコレート工場』と『メゾン・ド・ヒミコ』

『チャーリーとチョコレート工場』を観たが全然おもしろくなかった。そんなに出来が悪いとは思わないけれど、どう見たって子供向けだし童心に帰りたい気分でもないし、あの小人の変なダンスで乗れないともうあとはひたすら退屈。このままじゃ一日を終えられ…

低学歴問題としてのニート

「ご近所の底力」でニートを取り上げていた(http://www.nhk.or.jp/gokinjo/backnumber/051013.html)。ジョブシャドウイングの試みが紹介されていたけれど、あれは受け入れ先の負担も少ないしなかなか面白いかなと思う。で、あらためてニートって言葉はなん…

小泉改革は遅れてきたサッチャリズム

web

なのかどうかよくわからないけど、「ニート」だってイギリスからの借り物なわけだし、サッチャーからブレア政権までのイギリスの社会状況にはちょっと興味がある。 サッチャリズムとイギリス映画──社会の急激な変化と映画の強度の関係 評論家大場正明氏によ…

ニートという言葉はどう受容されたか

http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/20051002 「ニート」という言葉にはこういった批判がもっとあっていい。 許せるか! 急増「生活保護ニート」の悠々自適 id:sarutoruさん経由。典型的な「ニート」の乱用? 不正受給うんぬん言うなら、やくざを批判したほう…

ファンタジーサッカー

阪神優勝とかどうでもいい。今我等がスワローズは横浜と熾烈な3位争いをしていて目が離せない。あーこれがパリーグだったらめちゃめちゃ熱いのにな。ファンタジーサッカー先週うっかり編成し忘れて、退団したルイゾンとか出場停止の田中誠をそのまま残してい…

下流社会

やってくるのか? 『下流社会』時代 http://www.excite.co.jp/book/news/00021127705481.html おおっと、6つのチェック項目すべて当てはまるじゃないか(笑) うーん、読んでみようかな? ちなみに僕は団塊ジュニア世代の下流(と思っている)。

希望格差がなんだってんだ

仕事の帰りの電車。嵯峨嵐山からティーンネイジくらいの若い白人の男女のグループがどやどや乗りこんできて、隣の渓谷の駅で降りて、その風景に口々に「ワーオ!」とか「オーマイゴッド!」とか言って騒いでいた。オーマイゴッドな駅のとなりが僕の最寄駅な…

いまさらのセカチュー

テレビで『世界の中心で、愛をさけぶ』を今更ながら初めて見た。おお、なんだこのそこはかとなくいらっとくる感覚は。タイトルの「世界の中心で、」のこの読点はなんだ。いらんやん読点。そこに含まれる間はなんだ。もうタイトルそのものがそこはかとなくい…

がんばれタイゾー

杉村太蔵議員:党本部で会見 神妙な態度の受け答えに驚く http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050928k0000m040123000c.html 別に反省することなんてないのではないか。率直でユーモアがあってとても魅力的な青年だと思う。なんとか失言を引き出そう…

孤独死と若者の未来

今日のNHKスペシャル『ひとり 団地の一室で』は、45年目を迎える千葉県松戸の団地でふえる孤独死を追ったドキュメント。いまの、そして将来の日本を暗示するおそろしい内容だった。いったいどういった人たちがこの団地で孤独死におちいりやすいのか? 孤独死…

婦人公論とメイド喫茶

なぜかウチに婦人公論の9月7日号がある。父が買ったのだろうか。なぜ?ぱらぱらっとめくると、「こんなにも幸せを求めているのに」と題して9人の女性の生き様が特集されている。『十数年ひきこもりの兄を、家族はあきらめない』とか『働くなんてバカらしい!…

銀河ヒッチハイク・ガイド

二条で『銀河ヒッチハイク・ガイド』(2005/米=英)を鑑賞。全世界で1500万部もの売上げを誇る伝説的カルト小説…らしい。その原作のエッセンスが味わえるユニークなSF映画だった。宇宙人の公共工事の邪魔になるとして地球が一瞬にして消滅させられるという導…

墓参りと帰途のコントラスト

「沈没ピアノ」の部外者くんの墓参りに行った。あれからもう一年かあ。早いなあ。身近で人が亡くなる度に「しっかり生きないと」と思うんだけど、まあそんな決意は数日後には萎えて元のだらだらモード。いいかげんさは相変わらず。来年の今ごろどうなってい…