2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

父親たちの星条旗をみた

クリント・イーストウッド監督作『父親たちの星条旗』を観た。んー、まずまずかな。英雄に祭り上げられた兵士たちが戦時プロパガンダとして利用されていく姿を冷徹に見据える視線が新鮮。日本側から描いた『硫黄島からの手紙』の予告が最後に流れるんだけれ…

平穏な日々

しばらく仕事のことは脇に置いて、本格的に静養しようと考えてから10日ほどは経っただろうか。精神的にはだいぶ落ち着いている。昨日は大徳寺に行ってきた。紅葉にはまだまだだけれど、そのぶん観光シーズン直前ということもあり、のんびりと拝観できた。近…

生暖かく

id:quixoteさんからバトンを頂いたわけだけれど、次に回す五人が思いうかばないので、バトンそのものは辞退させていただくとして、しかしブログそのものが自分にとってどういったものかということを考えるきっかけになった。このサイトはわりと多くのリアル…

切り取られていく

クリーニングに出した制服をバイト先へ返却した。これでとりあえず一区切りがついた。午後から京都で彼女と少しだけ会って、そのあと一人で本屋へ。保坂和志『カンバセイション・ピース』を購入して家路につく。やっぱりまだ外に出かけるとぐったりしてしま…

外の世界の複雑さ

コンビニでコーヒーとドーナツを持ってレジに行き、店員さんに「キャビンマイルドお願いします」と言うと、とうぜん僕が指定したたばこの銘柄を選んで出してくれるわけで、そのあとクリーニング店に行ってレシートを渡すと、やっぱり昨日あずけたバイト先の…

二度目の辞表

バイトといっても、やめます、はいそうですか、というわけにもいかなくて、退職届を出すために午前中に職場に向かった。たった二日だけだったので多少ぶつくさ文句も言われたが、まあ形だけ謝って、退職理由もうつ病と伝えてもわかってもらえないだろうと思…

どうにもならない

バイトは二日しか持たなかった。うつがよくなる兆しもなく、過呼吸に苦しみながらぐったりと寝込む日々がつづく。死線がみえる。踏みとどまれるだろうか。なぜこんなに苦しいのだろう。働きたい。働けない。うつがそれを許してくれない。もう四ヶ月も経つの…

追憶

寝屋川の母の実家にふらりと出かけた。前の彼女を母に会わせて以来だったので一年半ぶりの来訪になる。もうそんなに経つのか。この一年半でいろいろとあったなあと思いつつ一夜を過ごして、次の日鍋会に顔を出したあと太陽2へ。ジョナス・メカス『リトアニ…

バイト決まる

バイトが決まった。就職が決まったときと違い、まったく嬉しさもなにもない。面接日まで一週間待ち、採否に一週間待ち、初出勤日までさらに一週間……。人の時間をなんだと思ってるんだ。時給は790円。どうがんばってもまともに自立できる額にはならない。さあ…

カーテン越しに

閉めきったカーテン越しに、ヘリコプターの飛ぶ音がすこしずつ遠ざかっていく。灰皿には吸いがらがたまり、薄暗い部屋のすみに脱ぎ散らかしたジーンズとシャツをかたづける気力もない。それでも今日はずいぶんと具合はよかった。考えてみれば、大好きな猫の…

途中下車

家に閉じこもっていたらまた死にたくなる。まだバイトの面接結果待ちだが、職安に行こうと決める。小雨がふるなか電車にのったが、途中で嫌気がさして目的地を変えた。映画館にいったがとくに見たい作品はなかったのでトイレだけ借りる。鏡には老いを隠せな…

もうぜんぜんだめ

うーん、なんだろうなあ。自殺念慮が消えない。とくに一人でいる昼間がひどい。何時間かすると少し落ち着いてくるが、これが毎日続くと正直疲れてくる。もちこたえられるだろうか。メンヘル日記をいつまでも書いてる場合じゃないんだけど、どうにもね。労働…