危機意識に欠けているのはどっちだ

超訳すると、フリーターなんてやる気もなく危機意識もないいい加減な連中なんだから、制度で守ってやる必要なんかねえよ、企業の好きなようにさせとけよ。景気が上向いて人手不足になれば自然と解決するって。みたいなありがちなオヤジの説教。

いったんフリーターになってしまうと、そこから抜け出すのは容易ではなく、正社員との生涯賃金格差は3倍、4倍となり、結婚や子育ても難しくなる、といくら説明しても無駄である。そもそも危機意識に乏しいのだ。

人生のほんの一時期である新卒での就職を逃しただけで這い上がれない社会になんの矛盾を感じない記者さんの危機意識だってけっこう乏しいと思うよ。

墓参りと帰途のコントラスト

yodaka2005-09-18

「沈没ピアノ」の部外者くんの墓参りに行った。あれからもう一年かあ。早いなあ。身近で人が亡くなる度に「しっかり生きないと」と思うんだけど、まあそんな決意は数日後には萎えて元のだらだらモード。いいかげんさは相変わらず。来年の今ごろどうなっていることやら。

そのあと梅田で彼女とぶらぶら。夜に太陽に寄る。それからスカイビルのメキシコ祭を見物しながらタコスをほおばる。彼女とわかれて帰る途中、駅の改札で部外者くんが思いを寄せていた人とばったり出くわして軽く驚いた。駅のホームの階段脇ではがっちり抱き合い濃厚なキスをする高校生カップルが目に飛び込んでくる。そのあと電車内でウトウトしてふと目を覚ますと、何をしでかしたのか警察に連行されていく乗客の男が車窓越しに見えた。なかなかコントラストにあふれる帰途だった。