唯一の存在になるための道

ハッピーなパートナー選びを考える
http://d.hatena.ne.jp/kwkt/20050310#p1

相手をかけがえのない相手と思えるためには年月を重ねていくことが重要であり、その歴史性が、相手が何をなすか何を持っているかなど相手を入れ替え可能なパフォーマンスで評価をすることをしなくなるための契機となる主張していた。その歴史性を積重ねるために相手に裏切られるかもしれない、別に好きな人ができるかもしれないという偶発性にさらされながらも、己をその関係へ「賭け」ることが必要となると。ただ速水氏の取材を見ても判る通り、最近はリスクヘッジのため蛸足化して付き合ってしまうので関係の蓄積ができず、かけがえのない関係を欲しているにもかかわらず、相手がほんとうにかけがえのない相手なのかわからなくなり、それであるがゆえに「純愛」ブームになっているのではないかという分析がなされた。

持続的な日常の積み重ねの先の唯一性。純愛は一日にして成らず、か。