行政の若年者就労支援

完全失業率3年間で4%台目指す 大阪雇用対策会議
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005051600087&genre=O1&area=O10

また働かず学校にも行かない「ニート」を対象に、専門のカウンセラーが自宅に行き就職相談に乗る「ニートサポート事業」など計127項目の「雇用・就労支援プログラム」をまとめ、本年度から実施すると発表した。

立川市でも駅前にカウンセラーを派遣して「やりたい仕事が見つからない」「就職活動がうまくいかない」といった若者と会う機会をふやして就業のきっかけ作りを進めるらしい*1静岡県では県内すべての職安に正社員を希望するフリーターに対して「若者就職支援窓口」を設置し、自宅訪問を含めたマンツーマンの就業支援に乗り出すそうだ*2

フリーターやニートの増加は若者の気の持ちようというより、マクロな産業構造の変化や若者が就職を望むときの社会全体の後押しが昔に比べて脆弱になっていることが要因として大きいと思う。しかしこういった地道な就労サポートは必要だし、たんなる「待ちの姿勢」から転じた行政の試みは評価したい。すぐに結果が出るかどうかは別問題だけど。