NANAとワークショップ

映画が面白かったから原作の『NANA』を1巻から6巻までまとめ買いして読んでたら止まらなくなった。日中は会議もさぼってよみふけってしまう。4巻のあたりでちょっと泣けた(三十路男が少女マンガで泣くって一体…)。あいかわらず仕事が生活の優先順位で1位にならない。この先ちゃんと社会人としてやっていけるんだろうか(やってけないだろうなあ)。

読み終わって支度をしていると親父が「お前は彼女にプレゼントとかしたとこあるのか?」と聞いてきたから「あるよ」と答えると「ウチに友達が来てもコーヒーひとつ出さなかったのに、お前変わったなあ」と驚かれた。そういや最近彼女にも「あんた前より人間らしくなった」と言われる。自分では何も変わった所はないつもりだけど以前の自分ってそんなにひどかったか? どうやら親父は別居してもう何年にもなる母に化粧水でも送るつもりらしい。

「(夫婦関係は)喧嘩を一方が放棄したときに難しくなる」

そうぽつっとつぶやいた親父のセリフには含蓄があった。

それから事務所に寄って近くの本屋でさらに7巻から9巻まで購入。その後映像のワークショップに参加するために天王寺へ。初対面の人と会話を交わしながら撮ったり撮られたりとすごく楽しかった。