労働系の本

労働問題系の本を立て続けに3冊読んだ。自らをも厳しく問う存在論としての『フリーターにとって「自由」とは何か』(杉田俊介)、高度資本主義が生み出す働きすぎと労働時間の二極化を取り上げた『働きすぎの時代 (岩波新書 新赤版 (963))』(森岡孝二)、マクロ的に労働状況を捉え、労働の公平性を問う『働くということ - グローバル化と労働の新しい意味 (中公新書)』(ロナルド・ドーア)。いずれも良書。とりあえず正規雇用者と非正規雇用者との間に単純な(もしくは偽の)対立点は引けないよなあ。