待ちぼうけ

盆明けに、という会社から約束された連絡がなく、ずーっと憂鬱な待ちぼうけの日々。やっぱりだめなのかなあ、とすでに半ば就職はあきらめムードになっている。オレンジ色につつまれた夕暮れ時に、半パンからジーンズに履きかえて自転車をこいでタバコを買いに出かける。夜になって酔わずにはいられず酒を買いに出かける。自販機のそばの公衆電話で中国人らしき人がしゃべっている。酔いながらこの前お茶した子を映画に誘う。誘いに乗ってくれたのはちょっと嬉しかった。