アフターダークとエコノミカル・パレス

食事のとき以外は24時間寝込んでいたころと比べると、ずいぶんと回復してきた。朝から洗濯・風呂掃除・皿洗い。以前ならできなかった日常生活が少しずつ戻ってきている。あとはコンビニ弁当ばかりの食生活を改善してから、10キロ太った体重も少しだけど減りつつある。

ここのところきつい鬱はもうほとんどない。治ったのかなと思うこともあるのだけれど、まだ疲れやすいときもあるので通院はしばらく続けるつもり。仕事のほうは相変わらず待ちの状態だけど、いざというときになって早くコーディングに取り掛かれるように多少の準備はしている。

最近読んだ小説は、村上春樹アフターダーク」と角田光代「エコノミカル・パレス」。村上春樹は前読んだ「海辺のカフカ」がさっぱりおもしろくなかったので、どうなのかなと思ったのだけれど、これはまあまあおもしろく読めた。「エコノミカル・パレス」はいわゆるフリーター文学というのか、主人公の「私」が34歳で自分と同じ歳だったので、すっと入れた。こっちは当たり。

アフターダーク (講談社文庫)

アフターダーク (講談社文庫)

エコノミカル・パレス (講談社文庫)

エコノミカル・パレス (講談社文庫)