2004-12-31から1日間の記事一覧

2004年私的ベストテン短評

おとついのつづき。 8位 誰も知らない(2004/日) 安易なカタルシスに頼らず、手を差し伸べられなかった社会を居丈高に告発するのでもなく、カメラが光源となって誰にも知られなかった子どもたちに日常を丹念に照らす。その手つき。その絶妙な距離感。誰も知ら…