2008-08-20から1日間の記事一覧

恩田陸『三月は深き紅の淵を』★★★★

夏になると恩田陸の小説を読みたくなる。なぜだろう。暑くてバテてるときに読むと、影をまとったノスタルジックな文体に涼しさを感じる。寒気を伴っているとも言える。おもしろくも奇妙なミステリだった。『三月は深き紅の淵を』は四部構成になっていて、そ…