いま読んでいる本

司馬の『竜馬がゆく』をようやく読み終えて(おもしろかった!)、いま読んでいるのは、橋本治二十世紀』。帯の文句が「へんな百年だった “こんな日本”になってしまった、すべてのいきさつを、正しく知りたい。二十世紀を一年ずつ、百年分のコラムで大総括。あなたと歴史が、本書(ここ)でつながる!

ずいぶんおおげさだなあ(笑)、と思いながらもつい買ってしまった。まあ橋本治好きだしいいか。文脈全体で語る作家なもので、部分的に引用してもニュアンスが伝わらない人なのだが、こういう思考回路には憧れる。もう一冊は、『罪と罰〈上〉 (新潮文庫)』。ドストエフスキーは重厚なイメージが先行して避けていたのだが、そろそろということで。序盤読んだかんじではけっこうスラスラいけそう。