丹波地方の台風23号被害まとめ

yodaka2004-10-22

由良川がはんらんした北部地域よりぜんぜんましだが、隣町は床上浸水か。この地域一帯はむかし洪水でちかくの小学校の体育館が死体でいっぱいになるほどの被害をだしている。川底だか川幅をひろげる河川工事のおかげでそれ以降はめだった台風被害はなかったのだが。

亀岡祭の起源は、保津川の逆流封じの祭りだと伝えられています。本市は、一方において、美しい水のある保津川によって大きな被害を被ってきた歴史を有しています。 この保津川は、異常気象時などには一気に増水しますが、下流に位置する京都市方面へ流下するには狭窄(さく)部である保津峡があるために逆流現象を引き起こし、たびたび本市に洪水をもたらしてきました。言い換えれば、このことによって京の都は守られてきたとも言えます。近代土木技術によって保津峡の開削が可能になってもなお、本市の人たちは異常気象時の雨水が下流に与える影響に配慮して、保津峡の開削を強硬に要望することなく、住宅を移転したり、上流に貯水ダムが建設されることを待ち続けました。

むかしの丹波のひとは偉いね。