来たる花粉の総攻撃に備えて

週に一度の耳鼻科通い。去年の年末の風邪で一時的な嗅覚障害で鼻がまったく効かなくなったがそれもようやく回復した。いまは市販の点鼻薬への依存からの脱出と、早めの花粉症対策で薬を飲んでいる。薬代のコストは一日に200円〜300円といったあたりで、たばこ一箱節約すると思えば高くはない。家の裏手が耳鼻科医院というのも恵まれている。そういえばジョニー・デップが減煙を宣言するも一日3箱はゆずれないなんてニュースもあったが、ニコチン中毒もここまで来ればあっぱれだ。

昨日は巻き寿司にかぶりつかずに彼女が食べやすいようにと切ったものを普通に口に入れたが、よもやかぶりつくのが縁を切らない為のまじないであるとは知らなかったのだが、まあどうでもいいと気にせずレンタルで『着信アリ』(2003/日)★★★を観た。携帯電話の機能を巧みに使った演出は着想としてはそれなりに評価するものの、出来あがったものは旧来の怪談の域を出ず凡庸であったように思う。味付けは現代風であるものの、構造としてそう目新しいものはなかったのではないか。

村上春樹羊をめぐる冒険』を読了。いまは阿部和重アメリカの夜』を読んでいる。