パッチギ! 河を超えて

パッチギ!』について 近来稀にみる傑作
http://www.cafeopal.com/diary/05/jan/diary050128.html

ただ、それとは違つたレベルで誤解が広まつてしまうのでは、と。凄くいい映画なだけに複雑な気分といふか……しかし、こんな事を考へるやうになつたら、人間お終ひかもしれないですね。誤解は広まるなら広まつたらいい。その誤解にぶつかつた時に、解く努力をすればいい訳で、それが「パッチギる」といふ事ですね。

自分が『パッチギ!』にノリ切れなかったのは、この強制連行についての部分もあった。ネット上で調べてもそれが「あったかなかったか」ということなのか、程度の問題なのか、解釈の問題なのか、結局さっぱりわからなかった。

しかしこの映画はそういった政治的思惑を超えたところに訴えかける映画であったように思う。自分は細かいところにこだわりすぎてその辺りが感じ取れなかったのかもしれない。