合宿

某所で合宿という名のミーティングのち雑談。朝刊を配るカブの音を聞くころまで起きていたのはほんと久しぶり。以前は独り朝方に寝て昼に起きる生活が当たり前だったが、他人と朝まで机を囲んで話すという体験は、どこか非日常的な感覚があった、かもしれない。

日常と非日常。常態となる日常に疲れた際にくさびとなってリフレッシュをうながす、非日常を考える。『オレ様化する子どもたち』で語られているように、人間関係がすべて等価交換によって成り立つことが前提となった社会であるとするなら、そういった贈与し合う関係に耐えられない者にとって、他者を介した非日常の創出はとても難しいのかもしれない。与えられないならハナから贈らない。でも、与えてほしい。でも、お返しができない。ジレンマだなあ。