レンタルメモ

レンタルで『希望の街』(1991/米)★★★★と『A』(1998/日)★★★★を見た。『希望の街』はスラムの絶望を描いた群像劇で、東京映画祭でグランプリを受賞した秀作。『A』はオウム教団の内側と、内側から見た外部(=世間)を捉えたドキュメンタリー。先に見た『A2』が捉えた外部は主に地元住民で、本作は主にマスコミと公権力か。圧倒的な「他者」との境界線を鮮明に、かつ切り崩す稀有な試み。