家なき若者

「家なき若者」が集う安宿続々
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050711/K2005071100280.html

利用者は主に、役者などの夢を追う20代、フリーター歴が長くなり社会に適応できなくなった30代、リストラや自己破産で行き場をなくした40代以上の3タイプに分かれるという。

今そこにある未来? 若者の不適応はどこででも起こる。日本ではひきこもり(家の中にドロップアウト)、欧米ではヤングホームレスとなる。斎藤環はその違いを儒教文化圏であるかないか、と語っていた。だとすればこれは不適応の欧米化のきざし、ということになるのだろうか。いや、そもそもこれを適応/不適応という軸だけで論じることに抵抗もあるのだが。