婦人公論とメイド喫茶

なぜかウチに婦人公論の9月7日号がある。父が買ったのだろうか。なぜ?

ぱらぱらっとめくると、「<読者ノンフィクション傑作選>こんなにも幸せを求めているのに」と題して9人の女性の生き様が特集されている。『十数年ひきこもりの兄を、家族はあきらめない』とか『働くなんてバカらしい! パチンコに心を奪われた私』とか『心を病んだ娘一家を抱え、孤軍奮闘する身に悲劇が』とかタイトル見ただけでどよ〜んと重そうで読む気がうせる。

その他には酒井順子のエッセイとか角田光代の連載小説とかハーブ入門とか韓流美男ファイルとか雑多な記事のなかでひときわ輝く秋葉原ルポ『男たちがメイド喫茶に「萌え」る本当の理由』。婦人公論にまで萌え登場ですか。

このルポ、メイド喫茶にとどまらずメイドマッサージなるものも取り上げている。記事によると、狭い密室で全自動マッサージチェアに座り、メイドさんが靴下を脱がしてくれて客の素足を手に取りフットバスに足をつけてくれて、メイドさんに手をなでなでしてもらうらしい。

これを風俗産業のライト化というべきかディープ化というべきか迷うところ。