時をかける少女

気晴らしに『時をかける少女』を観にテアトル梅田へ。上映2時間ちかく前にチケット取りに行ったのにもう立ち見しか残ってないと言われたので、しかたなく次回のチケットを取る。ええい、けっこう人気じゃないか。みんな『ゲド戦記』でも観てればいいのに。上映まで時間ができたのでカフェで友達と延々と世間とズレた会話をする。

ようやく観た『時をかける少女』はまあたしかに秀作だと思った。学校風景の描きこみとか並じゃない。バランスいいしこれといった粗もないんだけど、傑作と言い切れるほどゾクゾクッとしたシーンには出会えず、もうひとつという感じ。一般的には高評価が得られるのかな。青春ノスタルジー的なところに今不感症なので、それ以外のたとえばタイムリープの扱いなんかに期待したけど、いやたしかにすごい映像表現もあるんだけど、なぜかもう一歩なんだよなあ。バランス良すぎるのかなあ。