切り取られていく

クリーニングに出した制服をバイト先へ返却した。これでとりあえず一区切りがついた。午後から京都で彼女と少しだけ会って、そのあと一人で本屋へ。保坂和志カンバセイション・ピース』を購入して家路につく。やっぱりまだ外に出かけるとぐったりしてしまう。

ふと見ると、前の彼女からもらった携帯ストラップが切れていた。未練がましいようだけど、過去が過去として自分から少しずつ切り取られていくことの象徴のようで、やりきれない気持ちになる。

カンバセイション・ピース (新潮文庫)

カンバセイション・ピース (新潮文庫)