両親から本を渡される

あいかわらず病院へ行くとき以外は外出しない生活をしている。妙な倦怠感はあるが精神的にはいたって安定している。父が小野一之『あなたの大切な人が「うつ」になったら』という本を買ってきて、読めという。いや、これは当事者のまわりの人間が読む本だろう。どうもズレている。とりあえずパラパラっと流し読みしたが、なかなかの良本。まわりに鬱病をかかえている人が読めばかなり参考になるだろう。

週末に大阪から母と弟が訪ねてきた。「これおもしろそうやから読んでみ」と母から吉本隆明『ひきこもれ』を渡された。どうしてほしいんだ。息子に引きこもってほしいのか。よくわからないチョイスだが病院の待ち時間のひまつぶしにはなるだろう。最近読書はこの待ち時間以外では読んでいない。活字をふだんは追えないといったほうが正確か。

仕事はぼちぼち。父に「このリフォーム会社のホームページのこの部分をレイアウトしたんよ」と見せても、「これを印刷して納品するんか?」とさっぱり飲み込めていない様子。最近ようやく白石一文『僕のなかの壊れていない部分』を読了。

あなたの大切な人が「うつ」になったら

あなたの大切な人が「うつ」になったら

ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)

ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ (だいわ文庫)

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)

僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)