審査を通る
ネット麻雀をしていたら玄関から声がした。「ちょっと待ってください」と言いながら1局終わるまで外で誰かしらを待たせる。玄関に出ると郵便局員さんだった。サインをして自分宛ての封筒を受け取る。なんだろう? と思い封筒を開けるとクレジットカードが入っていた。
審査を通ったのか。意外だった。今時は審査基準も甘めになっているんだろうか。なんとなく社会的認知を得たようで嬉しかった。
夕方、三日前に飲んだ子から電話が入る。職場から依願退職を求められたという。ひどい話だ。「こんな日こそ飲みに行くもんじゃないの?」と言ったら彼女も同意してくれたが、とにかくまず親に話さないといけないとのことだったので、どうとでもなるように彼女から返信がないまま京都駅に出る。
しばらく駅で小説を読みながら待っていたが、どうやら今日は無理のようらしく、仕方なく一人でラーメンを食べて歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』を買って帰った。
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 文庫
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