馬場俊英に泣く!

現在、京都府内の実家で父とふたり暮らしで、うつ病と闘いながら在宅ワーク(ウェブサイト制作)をこなしてます。仕事がひと段落したことと、体調が悪化したため、ここ二日間は環境を変えてみようと、大阪府内の母の実家に身を寄せて静養していました。

昨日のETV特集で、大ファンであるシンガーソングライターの馬場俊英さんの回を母と一緒に大阪で見ました。もう馬場さんが登場するだけで泣いてました(笑)番組の前半は冷静になれず、ずっと目に涙をためながらウルウルしながら見てました。

番組の説明では主にバブル世代の生きづらさについて焦点が当てられていましたが、自分のような「就職氷河期」と新卒の就職活動が重なってしまったすこし下の世代にも馬場さんの曲はこころに響くものがあります。僕はデザインの専門学校を卒業したものの、結局就職できずにフリーターとして20代後半まで過ごして、その後はひきこもりというかニートというか、そんな生活が続いて、色々と紆余曲折を経て今の自分があるわけです。

先のことなんてどうなるかわからないし、両親に34歳にもなっていまだ頼っている面も多々あります。おまけにうつ病で思ったとおりに仕事もままなりません。正直とても悲観的になってくじけそうになることも多いのですが、そんなとき馬場さんの曲は本当に色々と勇気づけてもらっています。

番組内で『社会的ひきこもり』の著者としても有名な斎藤環精神科医)さんの、馬場さんの歌詞に対する解釈も「ほーなるほどなるほど」とうなづける点がいくつもありました。録画したので詳細についてはまたブログでまとめてみたいのですが、余裕があればやってみます。

今、母と京都の実家にもどってきていますが、また大阪にすぐ戻ります。きっとまた再放送すると思うので、未見の人で興味がある方はぜひ見て下さい。そして馬場さんの曲を聴いてみて下さい。オススメの曲はとりあえず番組内でも主に取り上げていた「ボーイズ・オン・ザ・ラン」か「スタートライン」が良いかと思います。

んで、京都の実家に二日ぶりに帰ってきたら、専門学校時代の友人のイラストレーターのグループ展の案内ハガキが届いてました。わ! 懐かしい! 大阪の中崎町のカフェ内でやるみたいだけど、これは行かないと!