人生で初めて救急車で病院まで深夜に搬送された

最初に断っておきますが、持病の鬱病とはまったく無関係です! 昨日(厳密に言えば今日)の深夜に人生初となる救急車で病院に搬送されるという経験をしました。いいネタできた(笑)←その時は笑い事じゃなかったですが。

じつはかなり以前から何度も経験があったんですが、右わき腹上部の肋骨のあたりに、締めつけられるような痛みが襲ってきたんです。はじめはシクシク痛むというていどだったんですが、時間がたつにつれてどんどん痛みが増してきました。深夜になるともう七転八倒の苦しみです。痛みが背面や腰にまで及んできました。

苦しまぎれにフローリングの床を「痛い……痛い……」とつぶやきながら這い回ったり、神様か仏様か知りませんが「ごめんなさい! ごめんなさい! この痛みをなんとかしてください!」と何かに祈ったかと思えば「なんやねん! おれ何も悪いことしてへんやんけ! なんの罰やねんこれは!」とか叫んでみたり、ちょうど大阪の母の実家にいたので、仲の悪いそこの猫と腹立ちまぎれに「フギャー!!フギャー!!」「なんやねんこらー!! うおおおおお!!!」と大げんかしたりしていました。

母はそんな我が家でくりひろげられる惨状を尻目に、録画で溜めてあった人情ドラマや韓流ドラマをのんきに見ています。

1〜2年前にもそんな症状があったので、胆石症かなにかと心配して、地元の悪評高い市民病院でレントゲン撮ってもらったりして診てもらったのですが、とくに異常はないし、「そんなところに胆のうはない」と若い医師に言われ「たぶん肋間神経痛かなにかでしょう」で済まされて痛み止めの薬だけ処方されてジ・エンド。

それからしばらく痛みはなかったのですが、今回また同じ場所で同じような締め付けられるようなすさまじい痛みが再発。もう痛すぎて笑えてきました。笑えるんですねこんな時でも。つーか、笑いでもしないとやってられない状態。

さすがの母もここまで息子の苦しむ様子を見て、ただ事ではないと思いはじめたらしく、「救急車呼ぼか?」と訊いてくるのですが、数時間すれば痛みが治まることを経験的に知っている上に「ただの神経痛」と以前に診断されていたので、そんなことで救急車呼べるか! と意地になっていたのですが、母が「あしたゴルフの練習が昼からあるねん。あんたがそんなんやったらこっちも寝られへんし、早めになんとかしてもらわんと困るわ」と非情なセリフを吐く。

もう痛みでもだえて暴れまくって疲れてヘトヘトになり弱気になっていたので、しかたなく救急車のお世話になることになりました。深夜2時すぎ。119に母が電話したらわずか5分くらいでピーポーピーポーという救急車のサイレンの音が聞こえてきます。早い! すげえ! 恥ずかしい!

すぐに近くの病院に搬送されて、点滴され、血液検査をベッドというか、あの急患が運び込まれるトレーみたいなあれ、なんて言うのか知りませんが、そこに寝かされて、しばらく待たされました。結局血液や血圧に異常なし。医師にどこが痛むか訊かれて答えると「胆のうのあたりだから胆のう炎の疑いもあるね。後日、エコー検査受けたほうがいいかもしれないですよ」と言われました。地元の病院ではそこは胆のうじゃないって言われたのに……。

とりあえず痛み止めの薬をもらって、入院することもなくそのまま帰宅。痛みもだいぶん収まっていたのですぐに爆眠。翌日はきのうまでの痛みがうそのように消えてました。一体なんなんだろう……。ただの神経痛なのかなにか他の病気なのか……。後日また精密検査受けようかな……。

→その後の結果 胆のう炎と診断されて即日入院するはめに - オリーブの牧杖 (セプトル)