「赤福」売れ残りも冷凍保存し再出荷

赤福の日にち改竄のニュースが朝から流れる。10年近く前、某有名和菓子メーカーで5年近く納品業務のバイトをしていたが、他社より賞味期限の短い赤福さんはどうやってロスを出さずにやってるんだろう?そんなに売れるのか?と不思議に思っていた。

当時、自分の知っている限りでは賞味期限の改竄はどのメーカーでもやっていた。日付シールの張り替えが仕事の一部だった。業種が違っても食品メーカーはどこも似たようなものだったろう。何せ店頭に置ける期間は消費期限の半分しかないのだ。どれだけ予想しても大量に返品が出てしまうことはある。まだたべられるのに。じつにもったいない。

張り替えが現場の判断なのかトップからの指示なのか、一バイトに過ぎない自分にはわからなかったが、張り替えに対して別に罪悪感は感じなかった。まだ味もさして落ちてないのにもったいないという気持ちの方が強かった。

今の日本人は味にこだわりすぎる。そのくせたいした味覚もない。ちなみに自分の勤めていたメーカーは菓子を真空パックにしてから張り替えすることはなくなった。

それにしても何だかなあ。おいしいよ赤福