人生において大切なこと

クルーグマン教授の経済入門 (日経ビジネス人文庫)」P.27より。

経済のよしあしは、個人の人生のよしあしとずいぶん似ている。ぼくが幸せかどうかを決めるのは、仕事とか、愛とか、健康とかごく少数の本当に大切なことだけで、それ以外の話なんか実はくよくよするまでもない……んだけれど、でも人はふつうは、自分の人生の基本的な構造なんか変えられないし、変えたくもない。だから、つまらない話でいろいろとくよくよしてみるわけだ。地下室を片づけなきゃ、とかね。

で、経済にとって大事なことは、生産性と所得分配と失業の3つだけ、と話は進んでいく。んーでもたしかに日常はけっこうどうでもいいことでくよくよしてたりするよなあ。