トゥー・ウィークス・ノーティス(2002/米) ★★★

yodaka2004-09-22

堅物で色気のない左翼活動家の熱血弁護士(サンドラ・ブロック)と女好きの軽薄な不動産会社のオーナー(ヒュー・グラント)との恋を描く。軽妙な会話さえ楽しめれば、というようなごくごくふつうのラブコメ。ふたりの関係が深まる過程があんまり描かれていないので、てゆーか、そこがラブコメの肝じゃないかとおもうのだが、そこそこ楽しめるもののどうもあっさりしすぎで印象のうすい作品だった。

ヒュー・グラントはまったくいつも通りの役どころ。サンドラ・ブロックにはそもそも色気をかんじないので、色気のある人が色気のない役を演じている、といったようなギャップによる妙味がない。アメリカじゃセクシー女優の上位に名前があがったりしているが、米人の感性はいまいちわからないなあ。