二度目の辞表

バイトといっても、やめます、はいそうですか、というわけにもいかなくて、退職届を出すために午前中に職場に向かった。たった二日だけだったので多少ぶつくさ文句も言われたが、まあ形だけ謝って、退職理由もうつ病と伝えてもわかってもらえないだろうと思い、適当なうそをついて辞表を出した。

この短期間に二度も辞表を書くはめになるとは思わなかった。ここはもう割り切るしかなくて、しばらくは仕事のことでジタバタせずにいようと思うけれど不安は大きい。『<野宿者襲撃>論』の著者生田武志さんのトークイベントがあって昨日参加してきたのだけれど、自分の未来を考えたときに、野宿者に転落する可能性というものを切実に感じていて、とても他人事のように聞けなかった。