消化できず
小川洋子『博士の愛した数式』を読了。数学と文学の絡めかたは巧みだけれど特におもしろくは読めなかった。次に保坂和志『季節の記憶』を読み始める。保坂和志の小説はここ最近で三冊目。特別にすごいとか感動するといった感覚はないのだけれど、なにかクセになっているのだろうか。
ここのところ人と会わない日は家にひきこもっている。うつの状態は日によってちがう。とても苦しいときもあるし、ましな日もある。一進一退でなかなか光が見えてこない。春からずっと悪いことばかりが続いた。幸せだった頃を思い出してはうつに陥る。なかなか過去を消化できない。
- 作者: 小川洋子
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- 作者: 保坂和志
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