うつせみを見て
『うつせみ』(2004/韓国)を見た。キム・ギドク監督は韓国でも異彩をはなち、時に韓国内でも批判される。『うつせみ』はキム・ギドク作で鑑賞5度目の作品。好きな監督ではあるのだが、これだけ暗喩に満ちた物語をどう受け止めてよいやら。『悪い男』(2001/韓国)や『魚と寝る女』(2000/韓国)まではまだ理解できるが、うーん、悪くはないよ。うん。悪くないラブストーリーだ。
追記:あーそうか。これ底流にDVの問題提起をしてるんだな。『サマリア』は援助交際。『悪い男』や『魚と寝る女』は売春婦。韓国社会の現実をあんなふうに表現したら、そら批判もされるよな。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
- クリック: 40回
- この商品を含むブログ (69件) を見る