昨日のニート特集を見ての雑感

ワイドショー的な番組の一コーナーとしてはよくできていたと思う。ニートをたんなる甘えだと道徳的な批判を展開してセンセーショナルに取り上げたほうが楽ではあるだろうが、そういった部分を極力抑えて社会問題として取り組もうとする製作サイドの意図が感じられた。

だがそれゆえに「なんだかよくわからない」というとまどいが伝わってきた。皮肉なことに生真面目に向かい合おうとしたがゆえの伝える側の難しさがあったように思う。ニートという概念の掴みどころのなさを改めて感じた。