2005年観た映画と読んだ本

去年の劇場鑑賞映画は20本ほど。数をこなしてないので印象に残る映画にあまり出会えなかったが、いちおう挙げておくと、

• エターナル・サンシャイン(2004/米)
• ミリオンダラー・ベイビー(2004/米)
• NANA（2005/日）
• メゾン・ド・ヒミコ(2005/日)

小説で気に入った作品はなにかこう言い知れない「所在のなさ」みたいな感覚が描かれたものが多かった気がする。

• 恋愛中毒（山本文緒）
• プラナリア（山本文緒）
• パレード（吉田修一）
• それから（夏目漱石）
• 空中庭園（角田光代）
• 菊葉荘の幽霊たち（角田光代）

社会問題系の本だと育児放棄という視点から社会の様々な問題が浮きぼりになる『ネグレクト』がいちばん強烈だったかな。

• ネグレクト 育児放棄―真奈ちゃんはなぜ死んだか（杉山春）
• 新卒ゼロ社会―増殖する「擬態社員」（岩間夏樹）
• 子どもが減って何が悪いか!（赤川学）
• 社交する人間―ホモ・ソシアビリス（山崎正和）
• 働くということ - グローバル化と労働の新しい意味（ロナルド・ドーア）