2006-01-01から1年間の記事一覧

大阪城公園にて

大阪城公園にてよくわからない青空集会に行ってきた。初対面の人あり、なじみの人ありのなかでビールを飲みながらぽつぽつと会話をかわすことが、今の自分には気分を変えるのにわりと新鮮な体験だった。仕事をやめると人と会うのがおっくうになるところもあ…

結局見れずじまい

韓国映画でオススメは? と問われたらキム・ギドクの作品を挙げたいところだが、一般受けも考えると『殺人の追憶』ということになるだろうか。その『殺人の追憶』の監督作『グエムル-漢江の怪物-』はカフェ・オパールの店長さんは絶賛だし、シネスケ(今落ち…

峠を走る

午前中からひとり原付バイクに乗って峠を越えてとなりの街へ。まだセミの鳴き声も聞こえ、端から大きなカマキリが路上に落ちる。峠の空気は時折りんとして涼しい。満タンだったガソリンはかなり減った。帰りに吉野家で豚丼をたべる。

ゆったりと

昨日はこれまでの疲れが出たのか一日中ほとんど寝てすごした。今日は朝一で病院へ。いつまで薬を飲む生活が続くのだろうか。早くも働いていない自分を責めるような感情が湧いてくる。もう就職を目標に置くことをやめたほうが楽になれるのかもしれない。競争…

ラベリング

彼女と午前に会って夕方帰宅。帰りに本屋で村上由佳『星々の舟』を買う。しばらくは小説読んだり映画観たりとのんびり過ごしたい。就職活動もひかえるつもりなので、これって立派なニートなんだろうな。まあニートでもプレカリアートでもなんでもいいや。自…

仕事を辞め、家路につく

出社して一時間以上も、どうしよう、辞めるか、ふんばるか、と葛藤したのち、やはり無理だと結論をだして辞意をおずおずと伝えた。「うつは言いわけにならない」「逃げじゃないか」「ただのネガティブシンキングにしか思えない」「仕事に穴が空く」と、まっ…

辞めます

小さなIT系の会社だからコーディングだけやっているわけにはいかず、サイト運営全体に携わらなければならない。分不相応に大きな仕事をまかされて呆然とする。色々と説明を受けたがぜんぜん理解できない。タイムスケジュールを決めてくれと言われて頭が真っ…

路面電車に揺られながら

仕事の帰り。疲れと憂鬱感をかかえ路面電車に揺られながら、傘を片手に持ち小説を読む。日々、自分の大切な部分がすこしずつすり減っていく感覚。ひきこもりがちなあの頃は孤独と引きかえにしながらも、今より温かみのあるなにかがあったような気がする。こ…

二度目の週始め

朝6時45分起床。夜9時帰宅。うつの症状が今日はだいぶんましだったのでそのぶんは楽だった。仕事はさっぱり進まない。自由な雰囲気がある一方、責任をしっかりもとめられる会社なので日に日にプレッシャーが増していく。しかしやることなすこと初めてづくし…

どうにか一週間が終わる

どうにか一週間仕事した。うつのせいで死ぬほどしんどかった。昨日は仕事が終わってから最近つきあい始めた彼女と待ち合わせてご飯を食べる。帰りは疲れのせいで駅を寝過ごしてしまう。失業と失恋のダブルパンチでうつになったけど、その両方が解決してもう…

とてつもない鬱

昼前から昼過ぎにかけてとてつもない鬱に襲われる。仕事にならない。吐き気がする。食欲はなく、朝は牛乳だけで昼はクラムチャウダーとパンをほんの少し。晩は昨日の残りの弁当をわずかだけ食べた。うつ病をかかえながらの仕事はこんなにもつらいのか。もう…

ごっさしんどい

いやもう仕事めっさというかごっさしんどい。ストレスストレス。肩こり首こり。食欲減退。 「○○がうつで入院して××がこっちに泣きついてきてさー、ははは」という会話が職場で聞こえてくると、抗鬱剤飲みながらそれを隠して、ヘロヘロでこなせない仕事を抱え…

懐かしむ

近所でちいさな女の子たちがきゃーきゃー騒ぎながら自転車で走り回っている夕方。ケータイ代が引き落とされる銀行口座にお金を入れ、病院に向かう。もうかなり落ち着いていて、顕著な気分的な落ち込みもほとんどなくなった。具体的に出社日が決まったことで…

ユナイテッド93

ふたりで『ユナイテッド93』(2006/仏=英=米)を鑑賞。ラストショットからエンドロールの暗転に身じろぎもできずに身体が硬直した。映画から何かしらのメッセージを感想としてつむぎ出すことに懐疑的にならざるを得ないこの絶妙の距離感はなんだろうか。観て…

連絡来た

こちらから会社に問い合わせようとしていた矢先に連絡が来た。とりあえず本採用のようで後日に仕事内容や条件のくわしい説明を受けに会社に出向くことになった。あーよかった。

290円

300円のたばこを買おうとしたら小銭が290円しかない。10円足らずで何も手に入らない人生かと過剰にネガティブ。昼間は高槻へ。帰途、京都駅で降りて本屋で山本文緒『群青の夜の羽毛布』を買って60ページほど読んだところで最寄駅に到着。駅前のコンビニでカ…

待ちぼうけ

盆明けに、という会社から約束された連絡がなく、ずーっと憂鬱な待ちぼうけの日々。やっぱりだめなのかなあ、とすでに半ば就職はあきらめムードになっている。オレンジ色につつまれた夕暮れ時に、半パンからジーンズに履きかえて自転車をこいでタバコを買い…

お茶してきた

会社から相変わらず連絡がない。まさか内定取り消しになってないだろうな……。そんな不安を抱えながら、今日は久しぶりに会う女の子を誘ってお茶してきた。久しぶりなんだからそれなりにネタもたまっているはずで、ポンポンっとスムーズに話を続けられるかな…

春夏秋冬そして春

ここ数日寝込んでいる。過去への執着を捨てきれずまるで死んだような日々。そんななかで見たキム・ギドクの『春夏秋冬そして春』(2003/独=韓国)。見終わって、手を合わせて拝んだ映画は初めてだ。映画に救われたわけではない。でもそこに自らの俗世での苦し…

東京湾景

そういえばガイ・リッチーの作品はひとつも見たことがなかった。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998/英)と『スナッチ』(2000/英=米)あたりをおさえておけばいいのだろうか。『カラマーゾフの兄弟』がどうにも肌にあわないので、吉…

記憶のむこう

自転車のうしろに彼女を乗せたときの僕の腰に手を回している彼女の感触。屈託のない笑顔だったり、何気なくとりとめのない休日の瞬間。もう戻らない過去が頭をかすめることがある。もっと早くに、もっと信じてもらえるように努力していたら違った未来が待っ…

仕事決まった

採否をこちらから問い合わせたら、どうやら採用のようでほっと一息つけた。正式には9月からのようなので、それまではのんびり遊んだり、いくらか勉強してスキルアップしたい。仕事をちゃんとこなせるか不安はあるけど、今はとにかくしんどい就職活動が序盤で…

長い一日

採否待ちの一日。いつケータイが鳴るか気が気でない。長い。一日が長い。待つだけの日が一番つらい。結局ケータイは鳴らなかった。だめだったんだろうか。それでも連絡くらいほしい。まだ序盤戦だけど補給もない消耗戦をたたかっているかのようだ。いつまで…

ゆれる

思春期を引きずったようなあの過剰な対人不安はいったいいつ頃消えたのだろうかと、卒論の題材としてインタビューを受け、自分のひきこもり体験を語るなかで思いを巡らせた。すこしずつ試行錯誤するなかで薄皮をめくるように恐怖に似た感情が薄まったとはい…

琵琶湖へ

海はとおいので近場の琵琶湖に車で行った。連れになんども運転をかわってくれよと頼んだが、危ないからとにべもない。ペーパーじゃないっつーのに。道中の国道沿いには郊外型のチェーン店が立ちならぶ。こういう日本の風景はつくづく貧しいと思う。琵琶湖で…

ミッション・インポッシブル

なぜ『M:I:III』(2006/米)を観ているのだろうか。連れが『ゆれる』(2006/日)がおもしろかったというから京都シネマに上映1時間前におもむいたのだが、その場でチケットを買わずにラーメン食べたり喫茶店でくつろいで、上映直前に劇場に戻ったのが失敗だった…

汗だくで面接へ

炎天下のもとスーツにネクタイ姿で職安経由で見つけた求人の面接に出かけた。土地勘のない場所だったので道に迷い、人に何度も道を尋ねながら会社にたどりつく。額から玉のような汗が吹き出る。なんて暑いんだ。こんなに暑くなる前に就職活動を始めればよか…

時をかける少女

気晴らしに『時をかける少女』を観にテアトル梅田へ。上映2時間ちかく前にチケット取りに行ったのにもう立ち見しか残ってないと言われたので、しかたなく次回のチケットを取る。ええい、けっこう人気じゃないか。みんな『ゲド戦記』でも観てればいいのに。上…

友人と飲み会

夕方から高校の友人と4人で飲みに行った。うつで休職中の友人と同じ病院に通院していることがわかってお互い笑い合う。近況を伝えあい、他の友人知人に話がおよぶ。この年になるともういわゆる勝ち組負け組の差が如実に現れているのでおもしろい。同世代なの…

惜しい敗戦

昼間あまり状態がよくなかった。何度か寝込む。それでもどうにかパートサテライトには原付で出向いた。窓口で若い兄ちゃんと職員の会話が聞こえる。「正社員じゃないほうがいいです」と。こっちは逆のセリフが吐きたいところだ。けっきょく収穫なし。『カラ…